LABRICOを使って本棚を作ってみた

最近引っ越しをしたので新たにディアウォールと同じようなコンセプトのLABRICO(ラブリコ)

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を使ってツーバイフォーの木材を柱にして本棚とテレビを壁掛け、自転車の壁掛けを作成してみました。

 

ざっくりと利点と不利な点をまとめますと

LABRICOの利点:取り回しが良い

ラブリコの利点はディアウォールと違って天井から9.5センチ短い木材で使用するものです。そのためディアウォールの時のように木材の長さが天井の高さと殆どの差が無いことによる天井や床、壁との接触が少なかったです。

使用感としては、ディアウォールに比べて木材の取り回しが非常に良いのと長さの調整するアジャスターが付いているので木材が少し短い、長い場合でも調整が可能です。ディアウォールの時は、長すぎた場合は切断しないといけなくて、短すぎた場合は下駄を履かせる必要があったのに比べ、非常に使いやすいので、値段は少し高いですがこちらのほうをおすすめします。

LABRICOの不利点:断面積が狭い、天井を押し上げる

・ディアウォールに比べて天井と床の接触面が少し小さいのが気になりました。私は、ダイソーに売っている耐震用のジェルを天井とLABRICOの間に挟んで接触面積を増やして対応しました。

 ・天井との間はアジャスターで調整可能ですが、しっかりと固定しようと突っ張らせる為にネジを回しすぎて天井を押し上げてしまう事がありました。いい感じに天井につっぱらせるように調整に気をつけないといけません。コツを掴めば(簡単に掴めます)問題ないです。これは、突っ張る長さがが40mmで固定なディアウォールと90mm-95mmと可変のLABRICOの差になります。

このため天井がしっかりしていない場所に設置してしまうと将来ずれて倒れてくる場合があります。*先日震度3程度の地震があって自転車の壁掛けが傾いて倒れる寸前になってしまいました。

使い方

至って簡単。ディアウォールと同じように2x4木材をホームセンターなどで購入してきて「天井の高さ-95mm」にカットします。大方のホームセンターでは有料カットサービスがあるので利用すればノコギリが無くても用意できます。

 

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自転車の壁掛けも作成

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テレビの壁掛けは写真を撮るのを忘れました。

 

LABRICOはディアウォールと異なり長さ調整が可能な点がとても良いです。しかし、その良さが裏目に出てしまうと調整の失敗を誘発し柱が倒れてくる可能性があります。

特に自転車の壁掛けのように柱で面を作るような構成にすると捻れに弱くて棚が傾くことがあります。

本棚のように柱で立体的な構成にすると捻れに対しても強くなり安全です。自転車の方が傾く一方、本棚は震度3程度ではビクともしませんでした。

 

トータルすると天井の強度、捻れを考慮した構成を考えるならLABRICOを採用するのは有りです。

しかし柱一本で支えるような構成を考えているならディアウォールを採用することをおすすめします。