SV600購入レビュー

ScanSnap SV600購入レビュー

ScanSnap SV600を購入したので開封の議とファーストインプレッションを書いてみます。

梱包

購入先はヨドバシカメラ。梱包箱と兼用の箱で届きました。

中はこんな感じ。

f:id:tront1982:20160116121949j:plain

f:id:tront1982:20160116123855j:plain

f:id:tront1982:20160116123946j:plain

 

セットアップはシールを剥がしてUSBをMacに接続して、

スキャナScanSnap ドライバダウンロード : 富士通

ここからScanSnap ManagerをインストールすればOK.

 

サイズ

大体50cm x 60cmくらいの平らな場所があれば設置できます。

f:id:tront1982:20160116125738j:plain

ScanSnap Managerアプリケーション動作

ScanSnap S1500を保有しているので、アプリの動作は共通設定なのでとても使い易い。

f:id:tront1982:20160116201409p:plain

読み取りモードオプションはハードが異なるため違っています。

選択肢は、タイマー自動スキャンページめくり検出の自動スキャンの2種類。

本をめくるのに合わせてスキャンしてくれるのでとても便利です。

f:id:tront1982:20160116201418p:plain

ページ設定も、本に合わせて3パターンのスキャン設定があります。

->見開きと2ページの混在するデータの場合は、スキャン後の画像補正でページ設定ができるので、至れり尽くせりです。Very Good

f:id:tront1982:20160116201425p:plain

画質の設定はS1500と変わりません。

f:id:tront1982:20160116201430p:plain

 

こんな感じで、卒業アルバムとか裁断しにくい本の非破壊スキャンに適した設定があり

とても良いですねー。

では次は実際にスキャンしてみます。

 

スキャン動作

実際にスキャンしてみました。

設定はページめくり検出のカラースキャン300dpiです。

youtu.be

スキャンする前にLEDが点滅するので、わかり易い。

動画みてわかる通りスキャン->PC読み込み->ページ検出->スキャン

という順番にスキャンするためどうしても見開き1スキャンに8-10秒くらいかかります。

本一冊まるまるスキャンするのは、次に述べる補正処理も合わせるとそれなりに時間がかかりますね。1時間で2,3冊くらいでしょうか。

 

画像補正

スキャンが完了したら、ScanSnap Manager 補正ビューアーが起動します。

スキャン画像のゆがみとページ設定、指の削除などの補正を行っていきます。

★背景とスキャン結果が近い色だと画像検出がうまく行かずに補正の段階で時間がかかるので背景はスキャン対象の色とは反対色にした方が良いでしょう。

f:id:tront1982:20160116200257p:plain

こんな感じで、デフォルトでだいたいの位置を検出してくれています。

大画面にはスキャンしたRAWデータが。右の一覧には現在の補正結果が並んでいます。

そこから補正したい画像を選んで手動で補正していきます。

大体は四隅と真ん中を合わせるとエッジ検出などでいい感じに切り取り線が自動で引かれます。

★本が黒いとこの切り取り線が上手いこと自動で引かれずに手動で引く必要が出てきて時間がかかります。

 

指の検出

補正を行っていて感動したのが指の補正です。

f:id:tront1982:20160116200301p:plain

こんな感じで、指を指定してやると、自動で指の範囲を上図のように選択されます。

ここで補正を実行すると

f:id:tront1982:20160116200306p:plain

こんな感じにきれいに消えてくれました。

 

スキャンスピードは少し遅いですが、スラッドヘッドやコンビニのコピー機と比較すればそんなもの。

SV600のすばらしさは、ハードウェアも良いですが、ページめくり検出や補正機能などハードウェアを使いこなすソフトウェアでしょう。

ハードでどうしても補正しきれない箇所をソフトウェアの画像処理で実行させる。ハードとソフトの上手な融合だと思いました。

 

ページめくり検出によるスキャン機能が搭載されているので、SV600を購入しましたが

ScanSnap補正ビューアーの出来が良い意味で予想外でした。

 

私は買ってよかったと思います。

SV600を購入するか検討中の方の参考になれたら幸いです。

 

 

 

 


Automatorで複数ファイルを入力して、ファイル名を変更する方法

Automatorでファイル名を変更する

 

f:id:tront1982:20151220202749p:plain

f:id:tront1982:20151220202745p:plain

f:id:tront1982:20151220202743p:plain

 

複数のpdfファイルを結合して一つのpdfにまとめてそのファイル名を最初のpdfファイル名にするAutomatorアプリを作成したので、公開する。

 

方針

1. pdfファイルの入力を受け付けて「Filename」に保存する。

2.その入力から最初のファイル名を「filename」に入れる。

 最初のファイル名を抽出するためにrubyを使用。入力をstdinに設定して、出力をputsで実行させる。

STDIN.each{|f| file << f}

puts file[0]

でOK。

3. 「Filename」を入力に使ってpdf結合する

4. 「filename」を使ってファイル名を変更する。

 

入力を覚える仕組みとシェルスクリプトrubyなどの入力方法を覚えられた。

 

 

Network AudioをRaspberry Piで その2(音だしとAirPlay)

Air Playのインストールをしたいと思います。

最終的にはUSB-DACでアンプから音を出す事をしたいわけですが、

まずは、イヤホンジャックから音を出しましょう。

 

参考にしたサイトはここ

Raspberry pi

UbuntuをAirPlayの母艦にする - Shairport - DIMENSION 2.00

/usr/share/sound/alsa

にサンプルの音源があるので、vlcをapt-getして音を鳴らしましょう。

鳴ったら問題ないです。

鳴らない場合は、Sound cardの設定を見直しましょう

sudo amixer cset numid=3 1

と設定してみましょう。末尾の1がイヤホンジャック。2にするとHDMI出力になるようです。

やってみた結果、音が小さい!と言う人は、

sudo amixer controls

と打ってPCM Playback Volumeと出たnumidを覚えておいて

amixer cset numid=1 98%

とボリューム調整してみましょう。

AirPlayエミュレーターShairportのインストール

では音も鳴った事ですので、目的のものをインストールします。

sudo apt-get install git libao-dev libssl-dev libcrypt-openssl-rsa-perl libio-socket-inet6-perl libwww-perl avahi-utils libmodule-build-perl

ビルドする為のツールをインストールしたら、

githubからshairportのコードを落としてきてビルドする。

 

git clone https://github.com/abrasive/shairport.git
cd shairport/
./configure
make

ビルドが通ったら、shairportを起動させる。名前は任意。AirPlayPiで起動させる

./shairport.pl -a "AirPlayPi"

同じネットワーク上のiTunesから見える様になるか確認

f:id:tront1982:20151026231029p:plain

見えました。これで音が鳴ればshairport動作確認完了です。

その次に、インストールしてデーモンとして登録しましょう。

sudo make install

install -D -m 0755 hairtunes /usr/local/bin/hairtunes

install -D -m 0755 shairport.pl /usr/local/bin/shairport.pl

install -D -m 0755 shairport /usr/local/bin/shairport

 

sudo cp -a shairport.init.sample /etc/init.d/shairport

 

 

 

 

次はいよいよUSB-DACとの接続です。...といってもまだ買ってないので記事のアップはちょっと先になりそう。年末までには欲しい!でもお金がない(|||| ToT)

 

 

参考

Raspberry PiでUSBスピーカーをAirPlay対応する | count0.org

Raspberry Piを「AirPlay化」して音楽をストリーミングする方法 | ライフハッカー[日本版]

 

追記

ALSAエラーでAirPlayが急に動作しなくなったので調べてみた

./configure 

Configuring Shairport

OpenSSL found

libao found

PulseAudio or its dev package not found

ALSA or its dev package not found

Avahi client or its dev package not found

getopt.h found

dns_sd.h not found

CFLAGS:

LDFLAGS: -lm -lpthread -lssl -lcrypto -lao

Configure successful. You may now build with 'make'

 

こんな感じでエラーが出てました。

なのでドライバのインストールを実行

sudo apt-get install libasound2-dev

sudo apt-get install libpulse-dev

これでエラーがなくなるはず 

 

追記の追記

なんか急にAirPlayがつながらなくなったので原因を調べてみた

$ ./shairport -a "AirPlay"

Starting Shairport 1.1.1-23-gd65b8e8

FATAL: could not bind any listen sockets!

Shutting down...

 こんなエラーが出た。

ポートがlisten状態にできないということらしいので

netstat -lnt

稼働中のインターネット接続 (サーバのみ)

Proto 受信-Q 送信-Q 内部アドレス            外部アドレス            状態       

tcp        0      0 0.0.0.0:5002            0.0.0.0:*               LISTEN     

tcp6       0      0 :::5002                 :::*                    LISTEN    

 となっていることを確認。5002ポートでshairportは動作しているので、すでにLISTEN状態になっているところにさらに起動しようとしてエラーになっていたみたい。

init.dに登録してある設定を全部削除してデーモンも消したらエラーが解消された。

init.dの登録してあると./shairport -a AirPlayを実行できなさそうなことまでわかった。

init.dに登録してあれば起動時に自動でAirPlayから見えるはずなのに見えないので、スクリプトの解析を行う

Network AudioをRaspberry Piで その1(Mac Book AirでのRaspbianインストールからVNCアクセスまで)

このサイトを見つけてからUSB DAC付きのプリメインアンプとラズベリーパイがあればネットワークオーディオ構築出来るじゃんと思ったので、やって見た。

foobar.hatenablog.com

A Beginner's Guide to DIYing with the Raspberry Pi

方針

ネットワークオーディオを実現するために、Raspbian上にAirPlayサーバーを構築して

USB DAC or イヤホンジャックからアンプに接続する

 

やる事

Raspberry PiにOSをインストール

www.raspberrypi.org

 

Mac Book Airで RaspbianをSDカードにイメージを焼く。 

まず書き込むドライブのマウントを解除 

diskutil listでドライバの番号を確認してから

diskutil unmoundDisk /dev/SDCARD drive

ダウンロードしたイメージをddで書き込む。

*diskの頭にrを付けてrdiskとすると書き込み時間が早くなる。

sudo dd bs=1m if=/raspbian.img of=/dev/rdiskn

焼き終わったらRaspberry PiにSDカードを差して電源を入れる

LANケーブルを差して、sshでログイン

ssh pi@ip address

初期パスワードはraspberry

*ip addressはavahi-daemonが動作しているならばraspberrypi.localでも接続できる。

pingが通る事を確認してみましょう。

設定編

外部ディスプレイとキーボードマウスをRaspberry Piに毎回接続するのは大変なのでVNCリモートデスクトップアクセスしたいと思います。

sudo apt-get update

sudo apt-get install tightvncserver

tightvncserver

パスワードの設定を求められるので、任意のパスワードを設定する

すると

Creating default startup script /home/pi/.vnc/xstartup

Starting applications specified in /home/pi/.vnc/xstartup

Log file is /home/pi/.vnc/raspberrypi:1.log

とでてくるので、スタートアップスクリプトを編集して自動で起動する様に編集する

ここを参考にOSX用に設定

assimane.blog.so-net.ne.jp

root@raspberrypi:~# sudo vi /etc/init.d/vncboot

### BEGIN INIT INFO

# Provides: vncboot

# Required-Start: $remote_fs $syslog

# Required-Stop: $remote_fs $syslog

# Default-Start: 2 3 4 5 # Default-Stop: 0 1 6

# Short-Description: Start VNC Server at boot time

# Description: Start VNC Server at boot time.

### END INIT INFO

#! /bin/sh

# /etc/init.d/vncboot

USER=pi

HOME=/home/pi case "$1" in

start)

echo "Starting VNC Server"

#Insert your favoured settings for a VNC session

su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1440x900 -depth 24'

;;

 

stop)

echo "Stopping VNC Server"

su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'

;;

 

*)

echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"

exit 1

;;

esac

 

exit 0

これを保存したら、実行権限を付与して、ブート設定を行う。

chmod 755 /etc/init.d/vncboot

update-rc.d vncboot defaults

netstat -lnt

スタートアップスクリプトを登録後、再起動してnetstatでポートが解放されている事を確認

OSX上で VNC clientからRaspberry Piにリモートアクセスする。

raspberrypi.local:5901(netstat listで解放されているポート)

 問題なく繋がれば、この様にClientが立ち上がる。

f:id:tront1982:20151025185019p:plain

 今回はここまで

 

参考サイト

Raspberry PI 2 : ディスプレイなしで初期設定から無線LAN設定まで - [séns]

TightVNC: VNC-Compatible Free Remote Control / Remote Desktop Software

Raspberry Piの設定【SDカード使用容量の変更(リサイズ)】 - Aldebaranな人のブログ

Raspberry Piでファイルサーバ、Part1 Samba基本編 | ものづくりエクスペリメント

大久保製作所 ツアーバッグII CS 輪行袋 購入レビュー

大久保製作所 ツアーバッグII CS 輪行袋レビュー Madone2.3に使えるか!?

ロードバイクの輪行用に輪行袋を購入した。

オーストリッチ 輪行袋 OSTRICH L-100と悩んだ結果1000円大久保製作所 ツアーバッグII CSにした。

f:id:tront1982:20150919154103j:plain

届いたツアーバックがこれ。幅8cm強。ドリンクボトルに収まりません。ここで、ちょっと後悔。ストラップを使ってサドル裏かフレームに取り付ければ良いので、気を取り直す。

付属のものは、車輪を止めるためのゴムバンド(太めの輪ゴム)3つとショルダーベルト1つ。

輪ゴムでは切れてしまう可能性があるので、ダイソーでベルトを購入。

さて、実際に使用してみる。

 

輪行の袋詰め

まず下記のサイトを参考になるので、これを見てからやってみた。

blog.worldcycle.co.jp

f:id:tront1982:20150919155017j:plain

これを、前後輪外す。

f:id:tront1982:20150919155134j:plain

そして、スプロケットを内側になる様に自転車のフレームをタイヤで挟む

f:id:tront1982:20150919155835j:plain

この時、あれスプロケット(後輪に付いているギア)がフレームに当たって傷つくんじゃね?って思ったけど気にしない(後で確認したら、しっかり傷がついていました)。

軍手などでスプロケットを保護するのが良いと思います。

f:id:tront1982:20150919162215j:plain

ダイソーで買ったベルトを使って後輪をしっかり締めて、輪行袋の上に車体を持って行きます。

そして輪行袋のチャックを締めれば

f:id:tront1982:20150919161941j:plain

完成。サドルやハンドルは特に調整せずにそのまま入れられました。

もしかしたら調整しないと駄目かなって思っていましたけど問題無しです。

 

今回は試しにやって見ただけなので、本格的に輪行する場合は、クッションとかでフレームとギアやチェーンを保護した方が良いでしょうね。

フレームが傷つくのは我慢出来ても人様に怪我させる訳にはいけませんし。

これもって一駅分くらいは歩けそう。それより長く歩くのは辛いかな。

 

オーストリッチとの差は、想像ですがベルトがゴムかナイロンか、マジックテープか否かなどちょっとした使い勝手の良さだと思います。1000円しか違わないのでオーストリッチの方が良かったかも知れないと少し思いますが、まあ良いでしょう。

 

以上。まあまあの買い物でした。

 

※エンド金具はぜひ購入しましょう。電車の中で床に置いたりするので、フレームエンド部分に傷付くのを防ぎます。ひびが入ったりすると大怪我のもとです。

 

ランニング用夜間ライト購入(GENTOS AX-820GR)感想

GENTOS AX-820GR購入の感想

最近、涼しくなり夜河川敷を走ると気持ちいい。けど、真っ暗で危ない

まじ車怖い。自転車怖い

身を守る為に反射材っぽいものを縫い込んだウェアを着ているけど不安不安。

なので、ライトを買おうと物色。

走っていると汗や雨、転倒での衝撃で壊れても惜しくない価格の

GENTOS AX-820GRを購入1100円くらい。安い!なので2個買った

 で、使ってみた感想

明るさ

ライト点ける前。かろうじて足が見えるくらいの暗さ

f:id:tront1982:20150913203633j:plain

ライト点灯後。明るい!足下まで照らしてくれる感じ

f:id:tront1982:20150913202401j:plain

ちょっと離れた所から撮影。分かります?中央に光っているのがAX-820GR

これならば車や自転車に対して自分の存在を知らせる事が出来そうです。

f:id:tront1982:20150913202504j:plain

試してはいないのですが、ライトを点滅させればより十分自分の存在をアピールできます。

明るさ ◎

装着感

付属の伸縮性のあるベルトを使って足に巻き付けて5kmほど走ってみた。

初めに足首に付けてみたけど、すぐにずり落ちたので結局ふくらはぎに留めることに。

素肌に付けて走っても邪魔にはならない重さ、感触。リストバンドの少し固いものを巻いている感じが近い。

十分実用的。

しかし、汗をかき始めると滑って結局くるぶしまで落ちてしまった。

二の腕に着けるか、CW−Xとかを履いた上から着けて汗で滑らない工夫をした方が快適だと感じた。

違和感 そこまでなし。

安定感 △ 何か衣類の上から着けると良い。電池カバーが防水では無いのでなおさら素肌は辞めた方がいいですね。

 

メンテナンス

ボタン電池2個構成で本体はプラとゴムベルト。電池カバーの部分はコインで簡単に外れるので、電池交換は簡単。濡れたタオルで使用後毎回拭いてあげれば問題なさそう

 

まとめ

明るさ十分で、服の上から巻き付ければ違和感も特に問題にならない。

電池交換も簡単で、点灯と点滅、消灯が電源ボタンで簡単に切り替えられる使い勝手の良さ。これで1100円は安い。

 

非常にお勧めです。

 

f:id:tront1982:20150913220348j:plain

 

DOSバッチファイル メモ

 windows バッチファイルを使うことが何回かあるのでそのメモ

DOSコマンドメモ

参考サイト

マイクロソフト本家 : コマンド ライン リファレンス

コマンドプロンプトの使い方

コマンドスクリプトで起動時の引数の個数を数える - 虎塚

Windowsバッチファイル引数 CapmNetwork

  • 名前変更
rename 対象のファイル名 新しいファイル名

rename = renなのでrenでのOK

ディレクトリ配下の特定のファイル名のみ名前変更したい場合は、ワイルドカードが使用可能。例えば拡張子txtをbinに変えたい場合

rename *.txt *.bin
ren text.txt "テキスト ファイル".txt

スペースが入る場合は""で括らないと上手く動作しない

  • 日付取得

C:\>echo %date%

2014/12/30

C:\>echo %time%
22:53:04.95

日時を加工して、一部の文字列だけ抽出してファイル名にする場合には、

例えば、生年月日_時間_分.txtというファイルを作りたいとき

echo %date% >  %date:~5,2%%date:~8,2%_%time:~0,2%_%time:~3,2%.txt

とすればよい。%date:~5,2%は%date%の6文字目(0番目,1番目と数える)から2文字表示すると言う意味。

  • ディレクトリ移動

cd /d 移動したいディレクトリ名

/dはドライブを移動する場合に必要なオプション

  • 引数

バッチファイルを作る時に使うことが多い。これを使える様になると色々とバッチファイルで出来ることが広がる。

マイクロソフトのマニュアルページでは

Cmd.exe には、バッチ パラメータ展開変数 %0 ~ %9 があります。バッチ ファイルでバッチ パラメータを使用する場合、%0 はバッチ ファイル名で置き換えられ、%1 ~ %9 はコマンド ラインで入力するそれぞれの引数で置き換えられます。%9 を超えて引数にアクセスする場合は、shift コマンドを使用する必要があります。shift コマンドの詳細については、「Shift」を参照してください。バッチ パラメータ %* は、バッチ ファイルに渡される %0 を除くすべての引数を参照するワイルドカードです。コマンドプロンプト上にメッセージ表示

と書かれている。

バッチファイル名 引数1 引数2 ... 引数9

と入力すると、%1から%9にそれぞれ引数1から引数9が渡される。

cmd.bat内で

xcopy %1\*.* %2

とバッチファイルを作り、コマンドライン

cmd.bat D:¥CopyTarget D:¥CopyDest

とすれば、CopyTarget -> CopyDestへのファイルコピーが出来る。

10以上の引数を渡す場合はshiftコマンドを使用して、

cmd.bat内で

echo %0 %1 %2 %3 %4 %9

shift /2

echo %0 %1 %2 %3 %4 %9

として

cmd.bat a b c d e f g h i j k l m n

> %PATH%¥cmd.bat a b c d i

> %PATH%¥cmd.bat a c d e j

となる。 /n でn番目の文字列から1文字左へシフトする。20個の引数がある場合は10回shiftコマンドを発行することになる。shiftで消えた引数は復旧出来ないので必要ならば

setコマンドで別の変数に退避しておく。

  • ファイル出力

コマンド名 > 出力ファイル名

  • ファイル読み込み

あるtext.txtの文字列を読み込んで表示する方法。FORを使う

for {%Variable | %%Variable} in (Set) do Command [CommandLineOptions]

Setの内容を%%Variableに入力する。

Set = PATH¥text.txt

とすればテキストファイル内を1ラインずつ読み込んでくれる。

Set = Dir /a-s /on /b

とすればディレクトリ下にあるファイルを一つずつ処理する時に使える。

for /F "tokens=2,3*" %%a in (C:¥text.txt) do (

 echo %%a %%b

)

text.txt内のスペース、タブで区切られた文字列をトークンとして、2番目と3番目以降のトークンをまとめたものをそれぞれ%%aと%%bに入れる。

コマンド上からforを使う時は%a、バッチファイルで使う時は%%b

ループ内でカウンタを使用したい場合

SET X=0

SET Y=10000

setlocal enabledelayedexpansion

for /F "tokens=1,2*" %%a in (C:¥text.txt) do (

:: echo %%b

SET /a X=!X!+1

echo %Y:~1%!X!

)

endlocal

とする必要がある。通常の四則演算では思った通りにカウントアップされない。

この結果は

0001

0002

0003

....

という形になる。

 

20150104追記

  • 実行コマンドを表示しない

echo off

をバッチファイルの先頭に記述するとバッチファイル実行時に実行したコマンドがコマンドプロンプト上に表示されない。

  • 変数に値を代入する

SET dainyuData = 代入したい値

dainyuDataの頭に%を付けると環境変数の変更になる。

  • ファイル名変更

ren text ^"%%b^".txt

変数b内にスペースが入っている場合のファイル名変換方法。コマンド構文が間違っていますと出る場合には試すとよい